Adobe Flex 3 ヘルプ

トランジションの作成

アプリケーションでビューステートを変更すると、コンポーネントはあるステートから次のステートにジャンプするように見えます。トランジションを使用すると、変更がユーザーにとって視覚的により円滑になります。トランジションとは、ビューステートの変更時に再生される、グループ化されたエフェクトのことです。例えば、Resize エフェクトを使用して元のビューステートのコンポーネントを徐々に最小化し、Fade エフェクトを使用して新しいビューステートのコンポーネントを徐々に表示するトランジションを定義できます。

  1. ベースステートに加えて少なくとも 1 つのビューステートを必ず作成してください。
  2. MXML エディタのソースモードで、次の例に示すように、<mx:transitions> タグ、<mx:Transition> 子タグの順に記述して、Transition オブジェクトを定義します。
    <mx:transitions>
        <mx:Transition id="myTransition">
        </mx:Transition>
    </mx:transitions>
    
    

    複数のトランジションを定義するには、追加の <mx:Transition> 子タグを <mx:transitions> タグに挿入します。

  3. <mx:Transition> タグで、次の例(太字)に示すように、タグの fromState プロパティと toState プロパティを設定して、トランジションをトリガするビューステートの変更を定義します。
    <mx:transitions>
        <mx:Transition id="myTransition" fromState="*" toState="checkout">
        </mx:Transition>
    </mx:transitions>
    
    

    この例では、アプリケーションが任意のビューステート(fromState="*")から checkout と呼ばれるビューステート(toState="checkout")に変わるときに、トランジションを実行するように指定しています。"*" という値は、任意のビューステートを指定するワイルドカード文字です。

  4. <mx:Transition> タグで、次の例(太字)に示すように、<mx:Parallel> 子タグまたは <mx:Sequence> 子タグを記述して、エフェクトをパラレルまたはシーケンシャルに再生するかを指定します。
    <mx:Transition id="myTransition" fromState="*" toState="checkout">
        <mx:Parallel>
        </mx:Parallel>
    </mx:Transition>
    
    

    エフェクトをパラレルに再生する場合は、<mx:Parallel> タグを使用します。エフェクトをシーケンシャルに再生する場合は、<mx:Sequence> タグを使用します。

  5. <mx:Parallel> タグまたは <mx:Sequence> タグで、次の例に示すように、target(ターゲットコンポーネントが 1 つの場合)または targets(ターゲットコンポーネントが複数の場合)と呼ばれるプロパティをターゲットコンポーネントの ID に設定して、トランジションのターゲットコンポーネントを指定します。
    <mx:Parallel targets="{[myVBox1,myVBox2,myVBox3]}">
    </mx:Parallel>
    
    

    この例では、3 つの VBox コンテナがターゲットとなっています。targets プロパティには、ID の配列を指定します。

  6. <mx:Parallel> タグまたは <mx:Sequence> タグで、次の例(太字)に示すように、エフェクトの子タグを記述して、ビューステートの変更時に再生するエフェクトを指定します。
    <mx:Parallel targets="{[myVBox1,myVBox2,myVBox3]}">
        <mx:Move duration="400"/>
        <mx:Resize duration="400"/>
    </mx:Parallel>
    
    

    指定可能なエフェクトの一覧については、『Adobe Flex 3 開発ガイド』の使用可能なエフェクトを参照してください。

    エフェクトのプロパティを設定するには、『Adobe Flex 3 開発ガイド』のエフェクトの操作を参照してください。

  7. トランジションをテストするには、MXML エディタツールバーの「実行」ボタンをクリックし、アプリケーションの起動後にステートを切り替えます。

 

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