Adobe Flex 3 ヘルプ

ラッパーへの高速インストールスクリプトの追加

独自のラッパーを記述したら、この手順に従い、高速インストールのサポートを追加します。この手順には、/templates/express-installation ディレクトリにある以下のファイルが必要です。

  • index.template.html Flash Player のバージョンを検出し、必要に応じて高速インストールを開始するラッパーファイル。このコードは Web サイトに統合できます。

  • AC_OETags.js Flash Player のバージョン検出と Flex アプリケーションの埋め込みの方法を提供するスクリプトファイル。このファイルのメソッドをラッパーから呼び出します。

  • playerProductInstall.swf 高速インストールを開始するアプリケーション。このファイルはアプリケーションとともに展開します。

ラッパーへの高速インストールの追加

  1. テキストエディタでラッパーを開きます。
  2. index.template.html ファイルのスクリプトをラッパーに追加するか、ラッパーに含めるようにします。このファイルは /templates/express-installation ディレクトリにあります。このスクリプトの詳細については、高速インストールスクリプトについてを参照してください。
  3. このスクリプトの Globals のセクションには、ユーザーが実行する必要のある Flash Player の最低限のバージョンを設定します。次に例を示します。
    // Globals
    // Major version of Flash required
    var requiredMajorVersion = 9;
    // Minor version of Flash required
    var requiredMinorVersion = 0;
    // Minor version of Flash required
    var requiredRevision = 0;
    
    

    Flex Builder でラッパーを生成する場合は、Flex コンパイラダイアログボックスの「Flash Player バージョンの検出」テキストボックスにこの値を設定できます。

    この値は、特定の機能をサポートする Flash Player が、確実にユーザーに使用されるように指定する場合にも便利です。例えば、ユーザーの Flash Player で署名済みフレームワーク RSL がサポートされている必要がある場合は、最小バージョンを 9.0.115 に設定します。

  4. AC_OETags.js ファイルをラッパーがアクセスできる場所に展開します。このファイルは /templates/express-installation ディレクトリにあります。このファイルは Flex Builder でも生成されます。デフォルトの場所はラッパーと同じディレクトリです。これを変更する場合は、ラッパーの次の行も編集する必要があります。
    <script src="AC_OETags.js" language="javascript"></script>
    
    
  5. AC_FL_RunContent() メソッドへの呼び出しを編集します。このメソッドは実行される SWF ファイルについての情報を AC_OETags.js 外部スクリプトファイルに渡します。AC_OETags.js ファイルに定義される関数は、SWF ファイルの <object> タグと <embed> タグを記述します。

    各種条件を満たすスクリプトブロックには、このメソッドの呼び出しが複数あります。最初のスクリプトブロックでは、SWF ファイルの名前と一致するように id パラメータと name パラメータを変更します。

    if (hasProductInstall && !hasRequestedVersion) {
            AC_FL_RunContent(
            "src", "playerProductInstall",
            "FlashVars", "MMredirectURL="+MMredirectURL+'&MMplayerType='+
                MMPlayerType+'&MMdoctitle='+MMdoctitle+"",
            "width", "100%",
            "height", "100%",
            "align", "middle",
            "id", "MyFirstProject", 
            "quality", "high",
            "bgcolor", "#869ca7",
            "name", "MyFirstProject", 
            "allowScriptAccess","sameDomain",
            "type", "application/x-shockwave-flash",
            "pluginspage", "http://www.macromedia.com/go/getflashplayer"
        );
    }
    
    

    2 番目のスクリプトブロックでは、SWF ファイルの名前と一致するように srcid、および name のパラメータを変更します。

    } else if (hasRequestedVersion) {
        AC_FL_RunContent(
                "src", "MyFirstProject", 
                "width", "100%",
                "height", "100%",
                "align", "middle",
                "id", "MyFirstProject", 
                "quality", "high",
                "bgcolor", "#869ca7",
                "name", "MyFirstProject", 
                "allowScriptAccess","sameDomain",
                "type", "application/x-shockwave-flash",
                "pluginspage", "http://www.macromedia.com/go/getflashplayer"
        );
    }
    
    

    これらのメソッドを編集するときには、flashVars 変数の追加、SWF ファイルの高さと幅の変更、および SWF ファイルのその他のプロパティの設定なども必要に応じて行うことができます。利用可能なプロパティの詳細については、object タグと embed タグについてを参照してください。ディープリンクのサポートの追加方法の詳細については、『Adobe Flex 3 開発ガイド』のディープリンクを参照してください。

  6. alternateContent 変数を独自のカスタムコンテンツに置き換えます。この手順と次の手順では、高速インストールの要件を満たさないユーザーの Flash Player のアップグレードについて、代替手段を実装できます。詳細については、高速インストールに代わる方法を参照してください。
  7. <noscript> タグにある HTML コードを独自のカスタムコンテンツに置き換えます。詳細については、高速インストールに代わる方法を参照してください。
  8. /templates/express-installation ディレクトリの playerProductInstall.swf ファイルを Web サーバーに展開します。

    デフォルトでは、このファイルを Flex アプリケーションと同じディレクトリに展開します。これを別の場所に展開する場合は、ラッパーを更新して新しい場所を指定する必要があります。このファイルは、Flex Builder にある Flex アプリケーションの bin ディレクトリにも含まれています。

 

このページに新しいコメントが追加された場合に、電子メールでの通知を希望する。 | コメントレポート