次の例は、Flex SDK アプリケーションの一般的な開発環境を示しています。
この例では、ファイアウォールの内側でアプリケーションを開発し、アプリケーションの SWF ファイルを webserver.example.com で展開します。アプリケーションを実行するには、ファイアウォールの内側にあるコンピュータから要求を送信します。実行中の SWF ファイルは、必要に応じて他の任意のサーバー上のリソースにアクセスできます。この開発環境では、SWF ファイルは Web サービスに直接アクセスすることも、プロキシサーバー経由でアクセスすることもできます。
次の図は、Flex SDK アプリケーションの標準的な展開環境を示しています。
この例では、webserver.example.com でアプリケーションの SWF ファイルを要求すると、サーバーが SWF ファイルを返し、その SWF ファイルが再生されます。実行中の SWF ファイルは、ファイアウォールの外側から必要なリソースにアクセスできる必要があります。
Flex SDK では、デザインの開始時にいくつか決めるべきことがありますが、その 1 つにアプリケーション要件に適したデザインパターンの選択があります。デザインパターンは、開発環境の構造に影響する可能性があります。また、データパターンによって、アプリケーションがアクセスする外部データサービスと、より大きな Web アプリケーションに Flex アプリケーションを統合する方法も決まります。
実行時設定を使用して、実行中の SWF ファイルがイメージファイルなどのアセットファイルと外部データサービスなどの必要なリソースに確実にアクセスできるようにします。SWF ファイルの提供元のドメイン以外のドメイン上のリソースにアクセスする場合は、ターゲットサーバー上に crossdomain.xml ファイルを定義するか、プロキシサーバー経由で要求を送信する必要があります。
Flex SDK のアプリケーションを構築するには、アプリケーションファイルの開発システム上にディレクトリ構造を定義し、アプリケーションアセットの場所を定義します。その上で、アプリケーションのコンパイル、デバッグ、およびテストを実施します。
Flex SDK アプリケーションのコンパイル時設定は、基本的に、コンパイラのオプションを設定するプロセスです。このプロセスで、SWC と RSL の場所を定義し、デバッグ情報を含む SWF ファイルを作成し、さらにその他のコンパイラオプションを設定します。アプリケーションをコンパイルする際には、アプリケーションを 1 つの SWF ファイルにコンパイルしてから、Web サーバーまたはアプリケーションサーバーに展開し、テストします。
Flex SDK を使用する場合、アプリケーションの SWF ファイルを Web サーバーまたはアプリケーションサーバーに展開します。ユーザーは次の形式で HTTP 要求を送信して、展開された SWF ファイルにアクセスします。
http://hostname/path/filename.swf
ラッパーを使用して SWF ファイルを HTML などの各種の Web ページに埋め込んだ場合は、ラッパーページを要求します。ラッパーページを要求すると、SWF ファイルとラッパーページが Web サーバーまたはアプリケーションサーバーから返されます。
Flex SDK アプリケーションのセキュリティ問題は、多くの場合、アプリケーションがどのように外部リソースにアクセスするかという点に関係します。例えば、ユーザーによるリソースアクセスに対してログインを要求したり、ログイン以外の形式のアクセス制御を実装した外部データサービスに、アプリケーションからアクセスする場合などがあります。
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