特定のタスクやタスクグループをサポートするために、エディタとそれをサポートするビューは、1 つの「パースペクティブ」に統合されます。例えば、Flex Builder には、Flex デバッグパースペクティブと Flex 開発パースペクティブの 2 つのパースペクティブがあります。Flex Builder Professional には、Flex プロファイリングパースペクティブという追加パースペクティブもあります。
パースペクティブは、実行しようとしているタスクに合わせて自動的に変化します。例えば、Flex プロジェクトを作成する場合、ワークベンチでは開発パースペクティブに切り替わります。デバッグセッションを開始すると、最初のブレークポイントが検出されたときにデバッグパースペクティブが表示されます。パースペクティブを手動で切り替えることも可能で、その場合は、メインメニューからウィンドウ/パースペクティブ(プラグインバージョンではウィンドウ/パースペクティブを開く)を選択します。または、メインワークベンチツールバーにあるパースペクティブバーを使用することができます。
Flex Builder のプラグイン構成を使用しており、他の Eclipse プラグインがインストールされている場合は、多くの追加パースペクティブが存在することもあります。個々の Eclipse プラグインと共に定義済みのパースペクティブが配布されますが、それらを自分の好みに合わせてカスタマイズしたり、自分でパースペクティブを作成することもできます。パースペクティブのカスタマイズや作成は、開発タスクの実行に必要なエディタとビューを選択、配置、およびサイズ指定するだけで行えます。パースペクティブの操作とカスタマイズの詳細については、パースペクティブの操作を参照してください。
Flex 開発パースペクティブには、Flex および ActionScript 3.0 アプリケーションの作成に必要なエディタとビューがあります。プロジェクトを作成するとき、Flex Builder は開発パースペクティブに切り替わり、アプリケーションの開発を開始できます。次の例では、Flex ナビゲータビュー、アウトラインビュー、問題ビューを示します。
パースペクティブ(およびワークベンチ全般)の焦点は、エディタ領域です。エディタ領域には、マルチタブインターフェイスで現在開いているすべてのドキュメントがあります。サポート対象のビューは、エディタ領域の周囲に配置されます。パースペクティブでは、内部のすべてのエレメントのレイアウトが事前に定義されていますが、お好みに合わせて再配置できます。詳細については、Flex Builder ワークベンチの操作とカスタマイズを参照してください。
ソース(コード編集)モードでは、開発パースペクティブに次のエレメントがあります。
このエディタ領域には、開いているすべてのドキュメントが含まれます。Flex プロジェクトを作成すると、エディタ領域にメイン MXML アプリケーションファイルが表示されます。その後、MXML、ActionScript、および CSS ドキュメントを開き、作業中の任意のドキュメントに切り替えます。
MXML エディタおよび CSS エディタは、2 つのモード(ソースモードとデザインモード)で動作し、2 つのモードの切り替え時にタスクの各セットを収容できるように開発パースペクティブが変更されます。ActionScript エディタは、ActionScript ファイルの作成に使用される単一目的のエディタです。
MXML エディタの使用方法の詳細については、Flex Builder でのコード編集についておよびコンポーネントの視覚的な操作を参照してください。
Flex ナビゲータビューには、ワークスペース内のすべてのプロジェクトとリソースが含まれているため、このビューは Flex Builder ワークベンチに不可欠なエレメントです。開発パースペクティブとデバッグパースペクティブで常に表示されます。
Flex ナビゲータビューとプロジェクトの操作方法の詳細については、プロジェクトの操作を参照してください。
ソースモードの場合、アウトラインビューでは、選択した MXML または ActionScript ドキュメントのコード構造の階層ビューが表示されるため、ドキュメント内のコードのセクションまたは行を確認した上で移動できます。アウトラインビューには、コンパイラが生成するシンタックスエラーアラートも表示されます。ActionScript エディタの使用時にも、このビューを使用できます。
ソースモードでのアウトラインビューの使用方法の詳細については、アウトラインビューによるコードのナビゲートと調査を参照してください。
コードの入力時に、Flex Builder コンパイラによってシンタックスエラーやその他のコンパイルエラーが検出されると、問題ビューに表示されます。アプリケーションのデバッグ時には、エラー、警告、その他の情報が問題ビューに表示されます。
詳細については、アプリケーションの実行とデバッグを参照してください。
MXML エディタの MXML デザインモードでは、Flex アプリケーションを視覚的にレイアウトしてデザインできます。デザインモードとは、ソースモードで編集するコードを視覚的に表現するものです。ただし、デザインモードでは、デザインタスクをサポートするビューが追加されています。それは、コンポーネントビュー、Flex プロパティビュー、およびステートビューです。また、デザインモードでは、アウトラインビューに、Flex アプリケーションの MXML 構造が表示されます。CSS デザインモードでは、CSS の表示および編集もできます。Flex Builder で Flex アプリケーションをデザインする方法の詳細については、Flex ユーザーインターフェイスの構築を参照してください。
デザインモードでは、MXML エディタや、コンポーネント、ステート、Flex プロパティおよびアウトラインの各ビューが開発パースペクティブに表示されます。
MXML デザインモードでは、Flex アプリケーションを視覚的に操作できます。例えば、コンポーネントをデザインサーフェスにドラッグ&ドロップしたり、コンポーネントを選択してサイズ変更したりできます。デザインモードでは、MXML エディタを拡張して、個々のコンポーネントを明瞭に表示して選択することもできます。また、パンやズームを使用してアイテムを拡大表示することができます。これは、コンテナコンポーネントを埋め込んだ場合に特に便利です。デザインモードでの操作方法の詳細については、Flex ユーザーインターフェイスの構築を参照してください。
コンポーネントビューには、標準の Flex コンポーネントがすべて含まれており、これらのコンポーネントを選択してデザインエリアに追加できます。自分でカスタムコンポーネントを作成すると、それらのコンポーネントもコンポーネントビューに表示されます。
詳細については、コンポーネントの追加と変更を参照してください。
Flex では、ユーザーによって直接トリガされるイベント、またはプログラムで生成されるイベントに基づいて外観を変えるアプリケーションを作成できます。これらのユーザーインターフェイスの変換は「ビューステート」と呼ばれます。ビューステートは、ステートビューで作成および管理します。
ビューステートの詳細については、ビューステートとトランジションの追加を参照してください。
Flex コンポーネントを選択すると、そのプロパティが Flex プロパティビューに表示されます。プロパティは必要に応じて設定および編集できます。コンポーネントのプロパティは、次の例に示すようにグラフィカルに表示するか、カテゴリ別またはアルファベット順の一覧として表示できます。
詳細については、コンポーネントプロパティの設定を参照してください。
デザインモードでは、アウトラインビューに、Flex アプリケーションの MXML 構造の階層ビューが表示されます。個々の MXML タグのステートメントとコンポーネントを選択すると、アプリケーションの構造を簡単に移動できます。アウトラインビューでアイテムを選択すると、デザインモードでハイライト表示されます。
デザインモードでアウトラインビューを使用する方法の詳細については、MXML の構造の確認を参照してください。
Flex デバッグパースペクティブには、Flex および ActionScript アプリケーションのデバッグに必要なツールがあります。開発パースペクティブと同様、デバッグパースペクティブ内の主要ツールはエディタです。アプリケーションのデバッグでは、エディタはデバッグツールと連動して注意が必要なコード行を見つけ、ハイライト表示するため、コード行を修正してアプリケーションのテストを続行できます。
例えば、その時点までの変数の値やその他の情報を検査できるように、スクリプトの実行を停止するブレークポイントをスクリプトに設定できます。次のブレークポイントに進むこともできるし、関数呼び出しにステップインして変数値の変更を確認することもできます。
デバッグパースペクティブは、最初のブレークポイントが見つかったときに自動的に表示されます。メインワークベンチツールバーの右端にあるパースペクティブバーからデバッグパースペクティブを選択して、手動で切り替えることもできます。
デバッグパースペクティブには、デバッグ、ブレークポイント、コンソール、変数および式の各ビューが表示されます。
デバッグビュー(他のデバッガで「コールスタック」と呼ばれることがあります)は、デバッグしている Flex アプリケーションの中断スレッドのスタックフレームを表示します。デバッグビューを使用すると、デバッグプロセスを管理できます。例えば、デバッグビューでは、スレッドの再開や中断、コードステートメントのステップインおよびステップオーバーなどを実行できます。
デバッグビューの操作方法の詳細については、デバッグビューでのデバッグセッションの管理を参照してください。
Flex アプリケーションは、Java のようにマルチスレッドではなくシングルスレッドであるため、一度に 1 つの Flex アプリケーションしかデバッグできません。したがって、Flex アプリケーションのデバッグ時には、シングルスレッド実行用のプロセスとデバッグビューしか表示されません。
デバッグビューには、その時点までに呼び出されたすべての関数の一覧が、呼び出された順に表示されます。例えば、最初に呼び出された関数は、一覧の最も下にあります。関数をダブルクリックすると、スクリプトの該当位置に移動できます。Flex Builder によって変数ビューの情報が更新され、スクリプト内の新しい位置が反映されます。
ブレークポイントビューには、プロジェクトで設定したブレークポイントがすべて表示されます。ブレークポイントをダブルクリックすると、エディタにその位置を表示することができます。ブレークポイントを無効にしたり、スキップしたり、削除することもできます。
詳細については、ブレークポイントビューでのブレークポイントの管理を参照してください。
コンソールビューには、ActionScript コードに指定されている trace ステートメントからの出力と、デバッガ自身からのフィードバック(ステータス、警告、エラー)も表示されます。
詳細については、コンソールビューの使用を参照してください。
変数ビューには、選択されているスタックフレームの変数に関する情報が表示されます。(式ビューで)監視する変数を選択できます。また、デバッグセッション中に変数の値を変更することもできます。デバッグセッション中に、現在実行中の SWF ファイルで変更を確認し、解決する必要がある問題の修正を試すことができます。
詳細については、変数ビューでの変数の管理を参照してください。
式ビューは、一連の重要な変数を監視するために使用します。重要な変数を変数ビューで選択し、式ビューに追加して監視することができます。
アプリケーションをデバッグするときに変数を監視し、必要に応じて変更できます。式ビュー内で変数を追加および削除することもできます。詳細については、式ビューの使用を参照してください。
Flex および ActionScript アプリケーションのデバッグの詳細については、アプリケーションの実行とデバッグを参照してください。
Flex Builder Professional には、追加パースペクティブがあります。Adobe Flex プロファイラは、アプリケーション内のパフォーマンスボトルネックおよびメモリリークの検出に役立ちます。プロファイリングパースペクティブには、それぞれ異なる方法でプロファイリングデータを表示する複数のパネル(またはビュー)が表示されます。アプリケーションとのやり取りを行うとき、プロファイラは、アプリケーションのステート(オブジェクトの数、それらのオブジェクトのサイズ、メソッド呼び出しの数およびそれらのメソッド呼び出しに費やした時間)に関するデータを記録します。プロファイラの詳細については、プロファイリングについてを参照してください。
Flex Builder のデフォルトの開発パースペクティブ、デバッグパースペクティブ、およびプロファイリングパースペクティブに関連付けられたエディタとビューだけでなく、ワークベンチには、アプリケーション開発プロセスの効率化に役立つ、その他のビューがあります。
ウィンドウ/その他のビュー/一般(プラグインバージョンではウィンドウ/ビューを表示/その他)を選択すると、パースペクティブに表示されていないビューにアクセスして、ワークベンチに追加できます。これらオプションのビューはタイプで分類され、ワークベンチの異なる機能または特定の Eclipse プラグインに関連付けられます。ビューの操作方法の詳細については、エディタとビューの操作を参照してください。
ワークベンチビューの中には、Flex Builder でアプリケーションを開発する際に、特に重要な支援ツールがいくつか含まれています。これらのビューには、タスクビュー、ブックマークビューおよび検索ビューがあります。
ブックマークビューを使用すると、特定のコード行またはリソースに追加するブックマークを管理できます。Web ブラウザの場合と同様に、ブックマークは、注目に値するアイテムを追跡する手段として使用されます。ブックマークを選択すると、ブックマークが検索されワークベンチに表示されます。
ブックマークビューの詳細については、マーカーについてを参照してください。
検索ビューは、ワークスペース内のリソースを検索すると自動的に表示されます。検索ビューを使用すると、検索の定義と前回の検索の呼び戻し、検索結果の一覧へのフィルタの適用を行うことができます。
検索ビューの詳細については、ワークベンチでの検索を参照してください。
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