Flex Builder では、ワークスペース内の複数のプロジェクトを操作する場合、プロジェクト間の関係を作成できます。例えば、ActionScript クラスをあるプロジェクトから別のプロジェクトに読み込むことができます。プロジェクト間の関係を作成すると、プロジェクトの構築順序に影響を与えます。
デフォルトでは、コンパイラは、関連するプロジェクトをすべて適切に構築できるような順序で構築します。例えば、あるプロジェクトが別のプロジェクトに格納されているクラスを参照している場合、該当するクラスを格納しているプロジェクトが最初に構築されます。ほとんどの場合、プロジェクトの適切な順序での構築はコンパイラに任せるだけで十分で、アプリケーションが正常に生成されます。
ただし、構築順序は変更可能です。例えば、カスタム Ant ビルダーを作成しワークスペース内のプロジェクトに関連付けていて、他のプロジェクトの構築前にそのプロジェクトを構築する必要がある場合などに、構築順序を変更します。カスタムビルダーの作成方法の詳細については、Apache Ant を使用した構築のカスタマイズを参照してください。
ビルド順序ダイアログボックスに、次のオプションが表示されます。
デフォルトのビルド順序の使用 デフォルトの構築順序は、プロジェクト間の依存関係によって決まり、コンパイラによって処理されます。
プロジェクトのビルド順序 ワークスペース内のすべてのプロジェクトの構築順序を手動で設定できます。構築順序一覧からプロジェクトを削除することもできます。ただし、その場合でも、そのプロジェクトは、構築順序一覧内のすべてのプロジェクトの後に構築されます。
サイクルでビルドするときの最大反復 プロジェクトに循環参照(できれば使用しない)が含まれている場合、構築試行回数を設定して、コンパイラがすべてのプロジェクトを適切に構築できるようにします。デフォルトの最大反復回数は 10 です。
カスタムビルダーを作成すると、標準の構築プロセスを変更および拡張できます。Flex Builder には、アプリケーションのコンパイルに使用する標準的な構築スクリプトが用意されています。必要に応じ、Java ベースのオープンソースの構築ツールである Apache Ant を使用してカスタム構築スクリプトを作成できます。
Ant 構築スクリプトの開発については本マニュアルの対象外ですが、このトピックではカスタムビルダーを作成してプロジェクトに適用する方法を説明します。
カスタムビルダーは、Flex Builder プロジェクトのすべてのタイプに適用できます。
Ant 構築スクリプトの操作の詳細については、Eclipse のマニュアル(http://help.eclipse.org/help31/index.jsp)を参照してください。
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