エフェクトでは、Adobe® Flash® Player のビットマップキャッシュ機能を使用して、アニメーションを高速にできます。通常、エフェクトは、エフェクトの再生中にターゲットコンポーネントの描画に変更がない場合、ビットマップキャッシュを使用します。
例えば、Fade エフェクトは、ターゲットコンポーネントの alpha プロパティを変更することで動作します。alpha プロパティを変更しても、画面上におけるターゲットコンポーネントの描画方法は同じです。このため、ターゲットコンポーネントをビットマップとしてキャッシュに保存すると、エフェクトのパフォーマンスが向上します。Move エフェクトでは、ターゲットコンポーネントの x プロパティと y プロパティが変更されます。これらのプロパティの値を変更しても、ターゲットコンポーネントの描画方法は同じです。このため、ビットマップキャッシュを有効に活用することができます。
すべてのエフェクトでビットマップキャッシュを使用できるとは限りません。Zoom、Resize、ワイプなどのエフェクトでは、画面上におけるターゲットコンポーネントの描画方法が変更されます。Zoom エフェクトでは、コンポーネントの拡大 / 縮小のプロパティが変更されます。このため、コンポーネントのサイズが変更されます。このようなエフェクトでは、ターゲットコンポーネントをビットマップとしてキャッシュに保存しても、ビットマップがエフェクトの再生中に絶え間なく変更されるので意味がありません。
UIComponent.cachePolicy プロパティは、エフェクト再生中のコンポーネントのキャッシュ処理を制御します。cachePolicy プロパティには次の値を設定できます。
CachePolicy.ON
エフェクトターゲットを常にキャッシュに保存します。
CachePolicy.OFF
エフェクトターゲットをキャッシュに保存しません。
CachePolicy.AUTO
Flex により、エフェクトターゲットをキャッシュに保存するかどうかが決定されます。これはデフォルト値です。Flex では、次の規則に基づいて cacheAsBitmap プロパティが設定されます。
通常、cachePolicy プロパティは、デフォルト値である CachePolicy.AUTO のままにしておきます。ただし、ビットマップキャッシュがユーザーインターフェイスに干渉している場合や、ビットマップキャッシュを無効にした方が有効であるなど、アプリケーションの動作についてわかっている場合は、このプロパティを CachePolicy.OFF に設定することもできます。
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