Adobe Flex 3 ヘルプ

Web 層コンパイラの設定

次の設定ファイルを使用して、最初に Web 層コンパイラを設定します。

  1. compiler.conf。HTML テンプレートの場所や flex-config.xml ファイルの場所など、Web 層コンパイラ固有の設定を定義します。compiler.conf ファイルは、module_install_dir にあります。

    このファイルは、次のシンタックスを使用します。

    option_name=value 
    
    

    以下に例を示します。

    template=default.html 
    
    

    コメントアウトする行の先頭にシャープ記号(#)を記述することで、このファイルにコメントを追加することができます。

    このファイルに変更を加える場合、変更を反映するには Web サーバーを再起動する必要があります。デフォルトの Web 層コンパイラのラッパーの編集の詳細については、テンプレートのカスタマイズを参照してください。

  2. flex-config.xml。このファイルは、Flex コンパイラのデフォルト設定を定義します。モジュールは、compiler.conf ファイルの flex_config プロパティの値を使用して、このファイルを探します。Flex フレームワークを Web 層コンパイラと共にインストールした場合、compiler.conf ファイルは module_install_dir/frameworks ディレクトリ内の flex-config.xml ファイルを参照します。現在 SDK を使用していて、カスタムの flex-config.xml ファイルがある場合、カスタムファイルでデフォルトの flex-config.xml ファイルを置き換えたり、compiler.conf ファイルを編集して場所を変更したい場合があります。

    flex-config.xml ファイルの詳細については、Flex コンパイラの使用を参照してください。

app_name-config.xml 形式と一致する名前を持つ設定ファイルが MXML ファイルと同じフォルダに存在する場合、Web 層コンパイラはこの設定ファイルを使用します。この設定ファイルは、設定ファイルについてで説明されているように、ローカル設定ファイルと同じ優先順位を持ちます。

*.mxml または *.mxml.swf 以外の拡張子を持つファイルをコンパイルするように Web 層コンパイラに指示することはできません。このため、コンパイラをトリガするファイルの拡張子を変更する(例えば、Apache httpd.conf ファイル内に付加的な AddHandler エントリを追加する)と、*.mxml または *.mxml.swf 以外のファイルが Web 層コンパイラに渡されたときに、コンパイラエラーになります。

compiler.conf オプションについて

次の表に、compiler.conf ファイルに設定できるオプションを示します。

オプション

説明

flex_config

Web 層コンパイラで使用する flex-config.xml ファイルの場所。このファイルには、すべての利用可能なコンパイラの設定が含まれていて、各コンパイラはデフォルト設定としてそれぞれの設定を使用します。

Flex フレームワークと共に Web 層コンパイラをインストールした場合、Windows でのデフォルト値は C:¥Program Files¥FlexModule¥frameworks¥flex-config.xml です。Mac OS では /Applications/FlexModule/frameworks です。Linux では、/user_home/FlexModule/frameworks です。

それ以外の場合、デフォルト値はフレームワークの flex-config.xml ファイルの場所です。

flex-config.xml ファイルの詳細については、Flex コンパイラの使用を参照してください。

cache_folder

MXML コンパイラで使用されるキャッシュファイルの場所。インクリメンタルコンパイルで使用されます。

Windows XP の場合、デフォルト値は C:¥Documents and Settings¥username¥Local Settings¥Temp¥ です。Windows Vista の場合、/Users//user_name/Local Settings/temp です。Linux および Mac OS の場合、/tmp です。

flex_lib

コンパイラによって使用される SWC ファイルが格納されているフレームワークディレクトリの場所。

Web 層コンパイラを Flex フレームワークと共にインストールした場合、Windows XP のデフォルト値は C:¥Program Files¥FlexModule¥frameworks です。

height

アプリケーションの高さです。この値は、数値(ピクセル数を示す)か、パーセント値で指定できます。デフォルト値は 100%で、ブラウザはこの値を利用可能な領域の 100%と解釈します。

height プロパティがソース MXML ファイルの <mx:Application> タグで明示的に設定されている場合、compiler.conf ファイルの値は無視されます。この値が、MXML ファイルまたは compiler.conf ファイルに設定されていない場合、最も可能性の高い値が Adobe® Flash® Player によって推測され、アプリケーションの高さが決定されます。

width

アプリケーションの幅です。この値は、数値(ピクセル数を示す)か、パーセント値で指定できます。デフォルト値は 100%で、ブラウザはこの値を利用可能な領域の 100%と解釈します。

width プロパティがソース MXML ファイルの <mx:Application> タグで明示的に設定されている場合、compiler.conf ファイルの値は無視されます。この値が、MXML ファイルまたは compiler.conf ファイルに設定されていない場合、最も可能性の高い値が Flash Player によって推測され、アプリケーションの幅が決定されます。

template

コンパイルされた SWF ファイルの埋め込みに使用される HTML テンプレートの名前。このファイルは、Web 層コンパイラを呼び出したときに Web サーバーによって返されます。Flex モジュールは、Web サーバーがトークンを返せるようになる前に、トークンを置き換えます(トークンは ${token} シンタックスで示されます)。このファイルには必ず ${swf} トークンが含まれている必要があります。

デフォルト値は default.html です。この値は、module_install_dir/templates ディレクトリにあります。

Web 層コンパイラから MXML ファイルを要求することで、生成されたテンプレートを表示できます。その後、ブラウザで、「ソースの表示」を選択します。ページのソースは、生成された HTML ラッパーです。

このファイルに変更を行う場合、変更を反映するためにサーバーを再起動したり Flex アプリケーションを再コンパイルする必要はありません。

HTML テンプレートのカスタマイズの詳細については、テンプレートのカスタマイズを参照してください。

lines_in_context

コンパイラがエラーや警告を返したとき、エラーや警告を発生させたソースコードをブラウザに表示する際に、問題の行の前後を何行まで表示するかを指定する数。例えば、このプロパティの値を 10 に設定したとします。これにより、要求した MXML ファイルにエラーがある場合、MXML ファイル内のエラー行の前後 10 行分のソースがブラウザに表示されます。

この値は、Flex モジュールインストーラの実行時に設定します。デフォルト値は 1 です。

compiler.conf ファイルの例

以下に、compiler.conf ファイルの例を示します。

flex_config=C:¥Program Files¥FlexModule¥frameworks¥flex-config.xml
flex_lib=C:¥Program Files¥FlexModule¥frameworks
cache_folder=C:¥Documents and Settings¥knizia¥Local Settings¥Temp¥
width=100%
height=100%
template=default.html
# increase number of lines to 10:
lines_in_context=10

 

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