Flex に用意されているアクセシビリティ機能を使用してアクセシビリティコンテンツを作成する際は、アクセシビリティを実装するために設計された ActionScript の利点を活用し、推奨される設計および開発方法に従います。
例えば視覚障害のあるユーザーには、画面の内容を音声で出力するスクリーンリーダーや、画面のごく一部を拡大し、可視スクリーン領域を効果的に制限するスクリーンマグニファイアなどの補助技術が必要です。聴覚障害のあるユーザーには、オーディオコンテンツの代わりになるテキストやキャプションが必要です。身体障害または認知障害のあるユーザーについても考慮する必要があります。
次に示す推奨方法の一覧はすべてを網羅していませんが、考慮すべき一般的な事項について記載しています。対象ユーザーのニーズによっては、要件の追加が必要な場合があります。
視覚障害のあるユーザー
視覚障害のあるユーザーのためには、次のような設計が推奨されます。
色覚異常のあるユーザー
色覚異常のあるユーザーのために、情報を色だけで伝える部分をなくします。
身体障害のあるユーザー
身体障害のあるユーザーのためには、次のような設計が推奨されます。
聴覚障害のあるユーザー
聴覚障害のあるユーザーのために、オーディオコンテンツにはキャプションを追加します。
認知障害のあるユーザー
読書障害などの認知障害のあるユーザーのためには、次のような設計が推奨されます。
米国、オーストラリア、カナダ、日本、および EU の多くの国で、World Wide Web Consortium(W3C)により作成された技術基準に基づくアクセシビリティ標準が採用されています。W3C が発行している『Web Content Accessibility Guidelines』には、Web アクセシビリティコンテンツを作成するときに開発者が行うべき作業の優先順位が記載されています。Web Accessibility Initiative の詳細については、W3C Web サイト www.w3.org/WAI を参照してください。
アクセシビリティについて定めた米国の法律は、米国リハビリテーション法に追加された Section 508 として知られています。Section 508 では、障害を持つユーザーが利用できない電子テクノロジーについて連邦政府機関による購入、開発、維持、または使用を禁じています。また、Section 508 に準拠しない州政府機関を公務員および一般市民が連邦裁判所に訴える権利を認めています。
Section 508 の詳細については、米国政府の Web サイト(www.section508.gov.)を参照してください。
このトピックでは、Flex に用意されているアクセシビリティ機能およびアクセシビリティアプリケーション開発の概要を説明します。サポートされるプラットフォーム、既知の問題、スクリーンリーダーの互換性、関連記事、アクセシビリティのサンプルなど、Flex コンテンツの作成と表示に関する最新情報については、Flex アクセシビリティ Web ページ(www.adobe.com/go/flex_accessibility)を参照してください。
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