Flash Lite 2.x および 3.0 ヘルプ

sortOn (Array.sortOn メソッド)

public sortOn(fieldName:Object, [options:Object]) : Array

配列内の 1 つまたは複数のフィールドに基づいて、配列内のエレメントをソートします。配列は、次に示す特性を備えている必要があります。

  • インデックス付き配列を対象とします。連想配列は対象外です。
  • 配列の各エレメントは、1 つまたは複数のプロパティがあるオブジェクトを保持するものとします。
  • すべてのオブジェクトには共通のプロパティが少なくとも 1 つあるものとします。このようなプロパティをフィールドと言います。

fieldName パラメータを複数指定する場合、先頭のフィールドが第 1 ソートフィールド、2 番目のフィールドが第 2 ソートフィールド、(以下同様) と見なされます。ソートは Unicode 値に基づいて実行されます(ASCII は Unicode のサブセットです)。いずれかの比較対象のエレメントに fieldName パラメータで指定されたフィールドが含まれていない場合、そのフィールドは
undefined と見なされ、エレメントはソートされた配列の中で連続的かつランダムに格納されます。

Array.sortOn() のデフォルトの動作は、次のようになります。

  • ソートでは大文字と小文字が区別されます。Za よりも先になります。
  • 昇順にソートされます。ab よりも先になります。
  • 配列はソート順を反映するように変更されます。同じソートフィールドを持つ複数のエレメントは、ソート済みの配列の中で連続的かつランダムに格納されます。
  • 数値フィールドは、ストリングとしてソートされます。たとえば、"1" は "9" よりも小さいストリング値であるため、100 は 99 よりも先になります。

options パラメータを使用して、デフォルトのソート動作を上書きすることができます。たとえば、1 つのフィールドしかない単純な配列をソートする場合、または options パラメータでサポートされていないソート順序を指定する場合は、Array.sort() を使用します。

複数のフラグを渡すには、ビット単位の論理和 (OR) (|) 演算子で区切ります。

my_array.sortOn(someFieldName, Array.DESCENDING | Array.NUMERIC);

パラメータ

fieldName:Object - ソート値として使用するフィールドを指定するストリング、または、先頭のエレメントが第 1 ソートフィールド、2 番目が第 2 ソートフィールド、(以下同様) を表す配列。

options:Object (オプション) - ソート動作を変更する数値または定義済み定数の名前。複数指定する場合は、ビット単位の論理和 (OR) | 演算子で区切ります。options パラメータには次の値を指定できます。

  • Array.CASEINSENSITIVE または 1
  • Array.DESCENDING または 2
  • Array.UNIQUESORT または 4
  • Array.RETURNINDEXEDARRAY または 8
  • Array.NUMERIC または 16

数値形式 (2) ではなく、ストリング形式のフラグ (DESCENDING など) を使用すると、コードヒントが有効になります。

戻り値

Array - 戻り値は、次に示すように、指定されたパラメータによって異なります。

  • options パラメータに値 4 または Array.UNIQUESORT を指定し、ソート対象の複数のエレメントにまったく同じソートフィールドがある場合は 0 が返されます。配列は変更されません。
  • options パラメータに値 8 または Array.RETURNINDEXEDARRAY を指定すると、ソート結果を反映した配列が返されます。配列は変更されません。
  • それ以外の場合、値は返されません。ソート順を反映するように配列が変更されます。

次の例では、新しい配列を作成し、その配列を name フィールドと city フィールドに基づいてソートします。最初の例では、第 1 ソート値に name を、第 2 ソート値に city を使用します。2 番目の例では、第 1 ソート値に city を、第 2 ソート値に name を使用します。

var rec_array:Array = new Array();
rec_array.push({name: "john", city: "omaha", zip: 68144});
rec_array.push({name: "john", city: "kansas city", zip: 72345});
rec_array.push({name: "bob", city: "omaha", zip: 94010});
for(i=0; i<rec_array.length; i++){
    trace(rec_array[i].name + ", " + rec_array[i].city);
}
// 結果:
// john, omaha
// john, kansas city
// bob, omaha

rec_array.sortOn(["name", "city"]);
for(i=0; i<rec_array.length; i++){
    trace(rec_array[i].name + ", " + rec_array[i].city);
}
// 結果:
// bob, omaha
// john, kansas city
// john, omaha

rec_array.sortOn(["city", "name" ]);
for(i=0; i<rec_array.length; i++){
    trace(rec_array[i].name + ", " + rec_array[i].city);
}
// 結果:
// john, kansas city
// bob, omaha
// john, omaha

次の例では、オブジェクト配列を使用して、options パラメータの使用法を示します。

var my_array:Array = new Array(); 
my_array.push({password: "Bob", age:29});
my_array.push({password: "abcd", age:3});
my_array.push({password: "barb", age:35});
my_array.push({password: "catchy", age:4});

password フィールドに対してデフォルトのソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("password");
// Bob
// abcd
// barb
// catchy

password フィールドに対して大文字と小文字を区別しないソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("password", Array.CASEINSENSITIVE);
// abcd
// barb
// Bob
// catchy

password フィールドに対して、大文字と小文字を区別しない降順ソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("password", Array.CASEINSENSITIVE | Array.DESCENDING);
// catchy
// Bob
// barb
// abcd

age フィールドに対してデフォルトのソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("age");
// 29
// 3
// 35
// 4

age フィールドに対して数値ソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("age", Array.NUMERIC);
// my_array[0].age = 3
// my_array[1].age = 4
// my_array[2].age = 29
// my_array[3].age = 35

age フィールドに対して数値の降順ソートを実行すると、次の結果が生成されます。

my_array.sortOn("age", Array.DESCENDING | Array.NUMERIC);
// my_array[0].age = 35
// my_array[1].age = 29
// my_array[2].age = 4
// my_array[3].age = 3

Array.RETURNEDINDEXARRAY ソートオプションを使用する場合は、別の配列に戻り値を代入する必要があります。元の配列は変更されません。

var indexArray:Array = my_array.sortOn("age", Array.RETURNINDEXEDARRAY);

関連項目

| ビット単位の論理和 (OR) 演算子, sort (Array.sort メソッド)

 

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