Flash 開発のための設定ファイルの作成

Flash オーサリングツールでは、ハードディスク上にフラグを設定してユーザーを開発者として識別し、ユーザー向けの [グローバルセキュリティ設定] パネルではなく、同パネルの開発者用バージョンを表示します。このフラグはハードディスク上の FlashAuthor.cfg ファイル内にあり、Flash オーサリングツールのインストール時に自動的にインストールされます。

"FlashAuthor.cfg" ファイルは次のようなディレクトリ中にあります。

Windows <ブートドライブ>¥Documents and Settings¥<ユーザー名>¥Application Data¥Adobe¥Flash Player¥#Security

Macintosh /ユーザ/<ユーザー名>/Library/Preferences/Adobe/Flash Player/#Security/

デフォルトにより、このファイルは LocalSecurityPrompt=Author に設定されます。つまり、コンピュータに表示される警告では、オーサリングツールがインストールされていないユーザーとしてではなく、Flash 開発者として取り扱われることになります。

ローカルアプリケーションについては、エンドユーザーとしてテストすることができ、エンドユーザーに対する警告ダイアログボックスが表示されます。そのためには、テキストエディタで "FlashAuthor.cfg" を開き、"FlashAuthor.cfg" ファイルの LocalSecurityPrompt を次のように変更します。

LocalSecurityPrompt=User

LocalSecurityPromptAuthor に設定した状態で、"FlashAuthor.cfg" ファイルを、設計プロセスないし開発プロセスに関係する開発者や、Flash オーサリングツールをインストールしていない状態でローカルハードディスク上の Flash アプリケーションをテストするユーザーに提供できます。こうすることで、ローカルに展開したコンテンツに関するエンドユーザーの経験を模倣することができます。

メモ

 

"FlashAuthor.cfg" ファイルが削除された場合、ユーザーが Flash オーサリングツールを起動すると再作成されます。

ハードディスクにある #Security ディレクトリに、ユニークな設定ファイルを保存する FlashPlayerTrust ディレクトリを作成できます。これらのファイル内で、ハードディスク上で信頼するディレクトリやアプリケーションを指定することもできます。このディレクトリには管理者権限が不要なため、管理許可のないユーザーでも SWF ファイルの許可を設定し、アプリケーションをテストすることができます。

ディレクトリを指定しないと、コンテンツが所定の機能を果たさないことがあります。FlashPlayerTrust ディレクトリ内の設定ファイルにはディレクトリパスが含まれています。ファイルにはディレクトリの一覧を含めることができ、また新しいパスを追加することができます。Flash Player では、設定ファイルの 1 行につき 1 つのパスを想定しています。その前にスペースがなく、# で始まる行はすべてコメントとして取り扱われます。

ディレクトリに信頼性を付与するための設定ファイルを作成するには :

  1. ハードディスクの "#Security" フォルダを確認します。
  2. "#Security" フォルダ内に FlashPlayerTrust というフォルダを作成します。
  3. テキストエディタを使用して、FlashPlayerTrust ディレクトリに新しいファイルを作成し、myTrustFiles.cfg として保存します。

    設定ファイルには一意の名前を割り当てることができます。

  4. Flash アプリケーションをテストするディレクトリを確認します。
  5. 各ディレクトリパス (ハードディスクの任意のディレクトリパス) を入力し、ファイルの新しい行にペーストします。異なる行に対して、複数のディレクトリパスをペーストすることができます。最終的に、パスは次のようになります。
    C:¥Documents and Settings¥<ユーザー名>¥My Documents¥files¥
    C:¥Documents and Settings¥<ユーザー名>¥My Documents¥testapps¥
    
  6. "myTrustFiles.cfg" に変更内容を保存します。
  7. ファイルに追加したディレクトリからローカルファイルやネットワークファイルにアクセスするドキュメントをテストします。

    このディレクトリに保存した Flash アプリケーションがローカルファイルやネットワークにアクセスできるようになります。

各設定ファイルには多くのディレクトリパスが保存され、FlashPlayerTrust ディレクトリには多くの *.cfg ファイルが保存される場合があります。

エンドユーザーのハードディスクにインストールされるアプリケーションを作成した場合、そのアプリケーションに対する信頼できるディレクトリを指定するために、FlashPlayerTrust ディレクトリに設定ファイルを作成する必要があります。FlashPlayerTrust ディレクトリに、信頼できるアプリケーションの場所を指定する設定ファイルを作成できます。この FlashPlayerTrust ディレクトリおよび設定ファイルの作成については、前の手順を参照してください。

メモ

 

インストーラは管理許可のあるユーザーが実行します。

このディレクトリにファイルをインストールする他のアプリケーションとのコンフリクトを回避するため、重複することのない命名スキームを設定する必要があります。たとえば、会社名やソフトウェア名をファイル名に組み込んで、コンフリクトを回避することができます。

ヒント

 

設定ファイルを使用しない場合は、クライアントまたは他の開発者にローカルハードディスク上で実行する SWF ファイルを提供する代わりに、Flash アプリケーションを独立したテストサーバーに対してパブリッシュすることができます。

設定ファイルの詳細については、www.adobe.com/go/flashauthorcfg_jp を参照してください。設定ファイルを 1 つ作成して、1 つないし複数のディレクトリを信頼性のあるディレクトリとすることも可能です。セキュリティの詳細については、www.adobe.com/devnet/security/ および www.adobe.com/software/flashplayer/security/ を参照してください。


 

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