ビルトイン関数とトップレベル関数について

関数とメソッドについてに述べたとおり、関数とは、SWF ファイルのあらゆる場所で再利用できる ActionScript コードのブロックです。関数はパラメータとして受け渡された値を処理します。また、関数から値を返すこともできます。

ActionScript 言語に組み込まれている関数を使用できます。それらの関数には、メソッドと関数の種類についてで説明したようなトップレベル関数と、Math や MovieClip などのビルトインクラスに属する関数があります。後者は、アプリケーションでメソッドとして使用します。

ActionScript のビルトイン関数は、特定のタスクの実行や情報へのアクセスに使用します。たとえば、getTimer() を使用すると、SWF ファイルを再生しているミリ秒数を取得できます。また、getVersion() を使用すると、ファイルのホストである Flash Player のバージョン番号を取得できます。オブジェクトに割り当てられた関数は、"メソッド" と呼ばれます。オブジェクトに割り当てられていない関数は "トップレベル関数" と呼ばれ、[アクション] パネルのグローバル関数カテゴリのサブカテゴリに表示されます。

特定の値を受け取る必要があるビルトイン関数もあります。関数が必要とするパラメータよりも多くのパラメータを渡した場合、余分な値は無視されます。必要なパラメータを渡さなかった場合、空のパラメータに undefined データ型が割り当てられ、場合によっては実行時にエラーが発生します。

メモ

 

関数を呼び出すには、その関数の定義があるフレームに再生ヘッドが既に到達していることが必要です。

トップレベル関数の使用方法は簡単です。関数を呼び出すには、単にその名前を指定すればよく、その関数に必要なパラメータがある場合はあわせて指定します。必要なパラメータについては、『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』の関数の項目を参照してください。たとえば、タイムラインのフレーム 1 に次の ActionScript を追加します。

trace("my message");

ファイルをテストすると、[出力] パネルに my message が表示されます。トップレベル関数としては、setInterval()getTimer() もあります。次の例に、これら 2 つの関数を共に使用する方法を示します。タイムラインのフレーム 1 に次のコードを追加します。

function myTimer():Void {
    trace(getTimer());
}
var intervalID:Number = setInterval(myTimer, 100);

このコードでは、getTimer() を使用して単純なタイマーを作成し、トップレベル関数 setInterval() および trace() を使用して、Flash Player で SWF ファイルの再生が開始されてから経過したミリ秒数を表示します。

ビルトイン関数の呼び出しは、"ユーザー定義関数" の呼び出しと似ています。詳細については、ユーザー定義関数の指定と呼び出しを参照してください。各関数の詳細については、『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』の該当項目を参照してください。


 

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