正方形以外のピクセルを持つビデオのエンコード

コンピュータのほとんどの静止画は、幅と高さの比が 1:1 の正方形のピクセルを使用しています。デジタルビデオを使用する場合は、ピクセルは通常これと異なる幅と高さの比を持ち、長方形ピクセルと呼ばれます。このビヘイビアの理由は、アナログビデオ (放送テレビなど) とデジタルビデオ (DVD ビデオなど) の共存を許可するためです。正方形以外のピクセルを持つビデオ形式 ("アナモルフィックビデオ" とも呼ばれる) をエンコードする場合、ビデオイメージをリサンプリングして、Display Aspect Ratio (DAR) を修正する必要があります。

たとえば、標準の NTSC デジタルビデオ (DV) では、フレームサイズは 720 x 480 ピクセルであり、通常 4:3 の縦横比で表示されます。つまり、各ピクセルは、ピクセル縦横比 (PAR) が 10:11 (縦長のピクセル) の矩形となります。MPEG 1 と MPEG 2 のどちらのビデオも、各種サイズ (通常 720 x 480 または 480 x 480) で生成できます。ただし、通常は 4:3 または 16:9 (wide screen) の縦横比で表示されます。

正方形以外のピクセルを持つビデオをエンコードする際に使用するイメージのフレームサイズを計算するには、最初に優先マスターサイズとするサイズ (幅または高さ) を決定してから、次のように他のサイズを計算する必要があります。

高さをマスターサイズとする場合、次の式で幅を計算します。

たとえば、縦横比が 4:3 のビデオでは、式は次のようになります。

幅をマスターサイズとする場合、次の式で高さを計算します。

たとえば、縦横比が 4:3 のビデオでは、式は次のようになります。

たとえば、フレームサイズが 720 x 480 ピクセルのビデオを 4:3 の縦横比でエンコードする場合、ビデオフレームをエンコードする幅 (ピクセル単位) を決定する必要があります。

ビデオイメージの高さは、結果的に 640 ピクセルとなります。

このため、720 x 480 のイメージを 640 x 480 (標準の縦横比 4:3) にエンコードする必要があります。

Flash Video Encoder でエンコードする際イメージサイズを修正するには、[Flash Video エンコード設定] ダイアログボックスの [切り抜きとサイズ変更] タブの [縦横比率を保持] オプションを選択解除し、ビデオをエンコードする修正済みのサイズを入力します。詳細については、ビデオエンコード設定のカスタマイズを参照してください。


 

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