Flash CS3

コード行ごとの処理

スクリプトにブレークポイントを設定して、デバッガで [続行] をクリックすると、コード行ごとに処理を行うことができます。つまり、ステートメントおよび関数の間をデバッガがどのように移動するかを制御できます。

たとえば、次の ActionScript 2.0 コードで、ボタン内の myFunction() 行にブレークポイントが設定されているとします。

on(press){
	myFunction();
}

ボタンをクリックすると、Flash Player がブレークポイントに到達して一時停止します。これにより、myFunction() がドキュメント内のどこに定義されていても、デバッガを常にその最初の行に移動できます。また、関数の処理を続行することも、関数から抜け出すこともできます。

コード行ごとの処理を進めると、[変数] タブ、[ローカル] タブ、[プロパティ] タブで、[ウォッチ] タブで変数やプロパティの値が変わっていきます。デバッガのコードビューの左側にある黄色の矢印は、デバッガが停止した行を表します。操作には、コードビューの上部にある次のボタンを使用します。

[ステップイン]
デバッガが関数に進みます。行にユーザー定義関数が含まれていない場合、[ステップイン] をクリックすると次の行に進みます。

次の例では、ブレークポイントを行 7 に配置して [ステップイン] をクリックした場合、デバッガは行 2 に進み、[ステップイン] をもう一度クリックすると行 3 に進みます。

1 function myFunction() {
2 x = 0;
3 y = 0;
4 }
5
6 mover = 1;
7 myFunction();
8 mover = 0;
注意: このコード内の番号は行番号を示しています。コードの一部ではありません。
[ステップアウト]
デバッガが関数の外に進みます。このボタンは、ユーザー定義関数内で現在停止している場合にのみ機能し、黄色の矢印は関数の呼び出し元の次の行に移動します。前の例では、ブレークポイントを行 3 に配置して [ステップアウト] をクリックした場合、デバッガは行 8 に進みます。ユーザー定義関数内にはない行で [ステップアウト] をクリックした場合は、[続行] をクリックした場合と同じです。たとえば、行 6 で停止した状態で [ステップアウト] をクリックすると、ブレークポイントに達するまでスクリプトの実行が続行されます。

[ステップオーバー]
デバッガが 1 行先のコード行に進みます。黄色い矢印がスクリプトの次行に移動します。上記の例では、行 7 で停止した状態で [ステップオーバー] をクリックすると、デバッガは myFunction() を処理せずに行 8 に直接進みます。ただし、myFunction() コード自体は実行されます。

[続行] 
現在停止している行から先へ進み、ブレークポイントに到達するまで再生が続行されます。

[デバッグセッションを終了]  
デバッガは無効にされますが、Flash Player での SWF ファイルの再生は続行されます。

 

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